ワルサーPPK/S(マルゼン製)にはサイレンサーでしょ!
マルゼン社製のワルサーPPK/Sですが、キビキビしたブローバックとメンテナンス性の高さで非常に満足しています。
ロングレンジでは厳しいですが、7m~10mでの命中精度も悪くなく言うことなしです。私個人的には箱出しでまったく不満はありません。
…が、それでもどうしてもやりたかったカスタムがあります。
やっぱり、ワルサーPPK/Sと言えばサイレンサーでしょ!
私は映画OO7シリーズが大好きです。
アストンマーチンもオメガの時計も買えませんが、ワルサーPPK/Sは唯一手に入れられる映画のアイテムと言えます。もちろんおもちゃですが、マルゼン社はドイツのワルサー社と正式ライセンスを結んでいるため、ロゴも公式のものですし、ある意味「本物のワルサー」としての所有欲は満たせます。
ジェームズ・ボンドのワルサーPPK/Sのようにサイレンサーを付けたいと思うのは自然な流れという訳で…
という訳でこちらを購入しました。
しかもマルゼンさんはそのサイレンサーを純正パーツで用意しているという、とても親切なメーカーさんです。
しかもデフォルトではプラスチック製の固定ホップアップか可変ホップアップになりますのでホップ調整が可能になるうれしい誤算です。
ワルサーPPK/S用クラシックサイレンサー可変ホップバレルセットを取り付けてみた
サイレンサーを取り付けるためには、対応するアウターバレルを交換しなくてはなりません。というわけでセットに付属しているアウターバレルに交換します。
私が作業した感じだと、写真を撮りながらでも作業時間は30分以内でした。
①スライドをはずす
スライドのについてはこちらの記事をご参照ください。
②アウターバレルをはずす
アウターバレルを外すためには、2本の棒を外すだけです。
先ずはバレル前方の太いほうの棒を外します。ピンポンチで押し出しましたが結構ゆるいので、なにか突起のあるもので押してやれば抜けそうです。
次にマガジンキャッチ近くの細い棒を外します。
太い棒にくらべてこちらは細いピンで押さなくてはいけません。しかもスライドストップのアームが邪魔!そこで私はクリップを伸ばした先で押し出しました。
③新しいアウターバレルを取り付ける
元のアウターバレルを外したときと逆の要領で取り付けます。取り付けの時はピンを押し込むだけなので楽でした。
アウターバレルの交換完了です。
写真にはちゃんと写っていませんがアウターバレルの上部にはマイナスネジがあります。これはホップ調整用のネジですので必要に応じてネジの締め具合を調整してお好みのホップにしてください。(いちいちスライド外すのが面倒ですけどね…)
④スライドを取り付ける
スライドを元に戻して完成です。ポートから覗くシルバーのアウターバレルがステキ。
サイレンサーを取り付けてみた
説明も不要なのですが、先ほど取り付けたアウターバレルの先端内側にはネジが切ってあります。H&Kなどのサイレンサー対応のトイガンはネジきり部分がアウターばれるの外側にあって突起のようにスライドから飛び出していますが、ワルサーPP/Sは交換前と変わりらずスマートですね。
ねじ切りにサイレンサーを取り付けます。曲がらないようにゆっくり確実に回しましょう。
マルゼン社製のワルサーPPK/Sは部品数も少なく、分かりやすい構造をしていますので、アウターバレルの交換が比較的簡単に完了しました。
これでOO7のジェームズ・ボンドに一歩近づいたかどうかは個人の判断に委ねますが、間違いなく満足度は高いカスタムです!
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ディスカッション
コメント一覧
トリガーストロークは
変えているんですか?
シングルアクション?
最後の写真のことですよね?この写真の状態は、スライド左側(写真で言うと裏側)にあるセーフティをかけた状態です。マルゼンのPPK/Sはセーフティをかけるとデコッキングしてハンマーがコッキング前の位置に戻りますが、トリガーはシングルアクションの位置のまま止まるため写真の状態となります。(セーフティを解除するとトリガーはダブルアクションの位置に戻ります。)
このご質問をくださった名無しさんの着眼点に感服いたしました。ありがとうございました。