ワルサーP99(マルゼン製・ブローバックモデル)レビュー

2019年2月22日

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購入してから記事を書くまでちょっと時間が掛かってしまいましたが、今回はマルゼン製のワルサーP99です。

最近、私の中でマルゼンブームが起こっています(笑)東京マルイ社のエアガンはサバイバルゲームをする上では欠かせない存在になっていますが、マルゼン社の独特のラインナップは魅力です。

特にワルサー社のモデルを買うなら、正式ライセンスで製造されているマルゼン社製のPPK/SやP99を選択する事になると思います。(海外製でもP99は製造されていますが刻印がリアルではない)

P99はピアース・ブロスナン時代の映画007シリーズで、PPK/Sから持ち替えた”新型”モデルとしても有名です。過去にはマルゼン社からムービープロップモデルも発売されていました(実は以前所有していました)が現在は廃版。

あと緋弾のアリアという二次元の作品では、峰・理子というキャラクター二挺拳銃で使用しているようですね。

さて前置きが長くなりましたが、さっそくレビューします。

なおこのレビューは個人の見解や経験を元に書かれたものですので、情報の真意についてはメーカーHPなどをご覧ください。

 

全体 -ワルサーP99-

まず箱から出した状態です。

マルゼンワルサーP99

本体以外は取り扱い説明書、少量のBB弾、HOP調整用の六角レンチが付属しています。マルゼン社のエアガンはパッケージがシンプルだし、かさばらないので保管するときに場所を取らなくて好きです。

 

こちらが本体。

マルゼンワルサーP99

マルゼンワルサーP99

スライドを引く前と、スライドストップした状態です。

マルゼンワルサーP99

いやぁ、カッコいいの一言につきますね。

グリップは見た目の印象ではごつごつして見えますが、実際に握ってみると非常に握りやすいです。私がいままでで箱出しで握ったエアガンの中では、東京マルイのM&Pのグリップに次ぐレベルの握り具合でした。

 

セーフティー -ワルサーP99(マルゼン)-

まず安全な動作を心がけるため、セーフティーの説明からしておきます。

マルゼンワルサーP99

このトリガーの上にあるのがセーフティースイッチです。このパーツを左側に押し込んでスライドさせることでトリガーレバーを引けないようにします。

指で触るとセーフティーが掛かっているのが分かるところが好きです。(レバータイプだと位置を確実に覚えていないとわかりにくいですからね…。)

コッキングインジケーター -ワルサーP99(マルゼン)-

コッキングインジケーターとは、ものすごく簡単に言うと、撃てる状態になっているという印です。別の言い方をすると、スライドが引かれた状態になっているという意味です。

マルゼンワルサーP99

スライドを引くとこのパーツがひょっこり突き出してきます。目に見えても分かりますし、指で触って確認することが出来るのがいいですね。

ホルスターに差しておいて、サバゲー中に敵の気配を感じたらこのコッキングインジケーターが出ているか指で触れば分かるわけです。

デッコッキングボタン -ワルサーP99(マルゼン)-

コッキングをして撃とうと思ったけど、けっきょく撃たなかったという経験はだれしもあるのではないでしょうか。そんなときはコッキング前の状態に戻すデコッキングという操作を行います。

マルゼンワルサーP99

ほかのハンドガンだとハンマーを操作してデコッキングしたりするのですが、このワルサーP99はなんとご親切にデコッキングボタンがあります。

これでサバゲー中に一発も撃たずに終了したときのデコッキングはばっちりですね!※セーフティエリアに戻るときは安全のためマガジンも抜いてね。

 

トリガー -ワルサーP99(マルゼン)-

ワルサーP99のトリガーストロークは長いです。基本的にワルサーP99はスライドを引かずにトリガーを最後まで引けば発射されます(ダブルアクション)。

スライドを引いてからトリガーを引く事をシングルアクションといいますが、ワルサーP99のトリガーはこのシングルアクションの途中でトリガーを止めてストロークを短くしておくことができます。

 

↓これが通常位置

 マルゼンワルサーP99

↓これが途中で止めたところ。

マルゼンワルサーP99

スライドを引いて、途中まで(カチッというまで)トリガーを引くと止まります。すばやくシングルアクションをしたいときに、このようにトリガーを途中で止めておくとストロークを短くすることができます。

 

スライドストップレバー -ワルサーP99(マルゼン)-

これがスライドストップレバーです。本体の左側にのみあります。

マルゼンワルサーP99

ちなみにスライドストップが掛かった状態でスライドを引いて戻せばレバーを使わなくてもスライドをリリースすることができます。

 

マガジンリリースレバー -ワルサーP99(マルゼン)-

マガジンを抜き取るときに操作するレバーです。

マルゼンワルサーP99

トリガーとグリップの間にあるので親指で操作できるので扱いやすいです。H&K系のハンドガンによく見られるレバー式ですね。

ただし、ここもH&K系のハンドガンと同じですが、ホルスターの形状によってはレバーに触れてしまってマガジンが抜け落ちる可能性があるので注意してください!

マガジン -ワルサーP99(マルゼン)-

マルゼンワルサーP99

こちらがマガジンです。東京マルイ製のBBローダーも使用できました。

↓これがバルブ周りです。

マルゼンワルサーP99

マルゼンワルサーP99

ちなみにマガジンは東京マルイに比べてちょっとデリケートな気がします。私も以前、数本持っていたマガジンのうち1本がガス漏れを起こすようになりました。ほとんどの場合接合部やバルブ周りにあるパッキンと本体との隙間が原因のようなので、定期的にシリコンスプレーなどをする事をおすすめします。

※ただし、多くのメーカーのエアガン共通ですが、BB弾が触れる場所とマガジン上部の噴射口にはスプレーしないほうがよいかもしれません。メーカーは推奨していたりしますが、これやっちゃうとシリンダーのほうに油が回って弾道が安定しなくなるので。

 

ホップ調整 -ワルサーP99(マルゼン)-

ホップ調整は付属の六角レンチで行います。スライドを逆さにして時計回りにするとホップが強くかかります。(締めすぎ注意!)

マルゼンワルサーP99

ホップ調整がなかなかシビアです!根気強く調整&試射を繰り返してベストな位置を探ってください!

 

試射 -ワルサーP99(マルゼン)-

室内シューティングレンジで試射した感じは、至って動作良好。

シャープではありませんが重めのブローバックは、撃ち応えがあります。グリップとスライドの位置関係のせいでしょうか、ブローバック時に銃口が上方向に持っていかれるような感覚があります。(有名なマック堺さんの動画レビューでも同じような表現をしていらっしゃったのでちょっと嬉しかった。)

マルゼンワルサーP99

7mくらいの距離で5発撃ったターゲットです。ホップ調整があまいのかちょっと上めに着弾しました。ホップ調整さえちゃんと決まれば悪くないのではないかと思います。

 

まとめ

まず本家ワルサー社公認のワルサーP99モデルというだけで所有欲が満たされるアイテムだということには間違いないと思います。実銃さながらのギミックも言うこと無しなので触ってよし・撃ってよしのエアガンだと思います。

東京マルイにはないラインナップのエアガンとしては、実射精度はまずまずだと思いますし、普通にサバゲーで使用できるハンドガンだと思いますよ。

また、マガジンリリースレバーが左右にあるアンビ仕様なので、個人的に左利きのユーザーにはおすすめします。

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