東京マルイVSR-10メンテナンス~パッキン交換・気密保持~

2014年10月6日

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VSR-10のメンテナンス第2弾です。

今回はパッキンまわりのパーツを交換します。

分解

まずはストックを外して、この状態にします。

①ストック側にあるリリースボタンのバネを飛ばさないようにご注意を…。

VSR-10

②シリンダー部を外します。

赤い矢印の部分が引っかかっていると思いますので、全て引いてください。

VSR-10

③下の写真の順にネジを外して行きます。

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④チャンバーとインナーバレルを抜き取ります。

私は「精密真鍮バレル&新型チャンバーセット」のチャンバー(写真右)を使用しています。(写真左はノーマルチャンバーに他社真鍮バレルの組合せ)

VSR-10

この商品ですね↓↓

バレルは別メーカーものを使用していますが、付属の真鍮バレルもなかなか良い精度ですのでそのまま使っても問題ありません。

ノーマルのバレル(アルミ合金製)に比べると大分違う印象があります。

⑤チャンバー部分を分解する

赤い矢印のネジを外してください。

ここにもちょうど弾が上がってくる場所にバネ部品がありますのでお気をつけ下さい。

精密真鍮バレル&新型チャンバーセット

⑥パッキンを交換する

さっきの⑤でネジを外すとチャンバーが二つに割れるので、インナーバレルについているチャンバーパッキンと交換してください。

ちなみに自分は「ファイヤフライ・FIREFLY・辛口なまこ」というパッキンを使用しています。変な名前ですが、色々試してこれに落ち着きました。

実は「甘口なまこ」もあるんですが、やわらかいパッキンはその分消耗も早いため固めの「辛口なまこ」を使用しています。(ここは好み。)

⑦シーリングテープを巻く

水道管の接合部などに使用する薄くて白いテープ「シーリングテープ」を巻きます。

VSR-10

このテープは気密を取ったり、パーツの隙間を埋めたりと、何かと重宝します。

⑧組み立て

ネジが多いので間違えないでくださいね!(忘れたら前出の写真をご参考にw)

あと、ホップ調整のL型の板は、チャンバーをアウターバレルに入れてから付けてください!俺何回やっても先に付けちゃうんだよな…

⑨アウターバレルとレシーバーを接合する

ここでもシーリングテープ大活躍。ガタを取るために薄く巻きます。巻きすぎると入らなくなるので薄くでOK。

VSR-10 アウターバレル

終了。

だいたい、こんなかんじですね。

最後に

カスタムはあくまで自己責任でお願い致します。

VSR-10はセッティングがデリケートで、ほんの少しの工夫で初速が上がったりします。個体差および組込みパーツの組合せにより法定初速を超える恐れがありますので、カスタム後は数回、初速測定を行ってください。

また気圧の変化で初速は変動します。そのため余裕を持った初速を心がけて、ぎりぎりの数値にならないようにお気をつけ下さい。

初速計測は下記のような、弾速計を用います。カスタム時だけでく日頃のコンディション確認のために定期的に計測しておくのも良いですよ。

ちなみに弾速計は各社より発売されていますが、よくサバイバルゲームフィールドで使用されている弾速計を用いると安心感があります。

という訳で、皆さま安全に心がけながらエアガンライフを楽しみましょう(^^)