冬場にガスガンを快適に使うために
冬場はガスブローバックガン(通称ガスブロ)や固定ガスガンなどの動作が悪くなりますよね。
カスタムして対策する方もいると思います。スプリングを変えて、バルブ交換して…
いやいや待てよ、カスタムをする前にやることがあるんじゃないか?ノーマルのままでも扱い方次第で少しはマシに動作するようになるのでは。
そう思って、過去の経験を元にカスタムも何もせずに、箱だしの状態でもできる対策をまとめてみました。
※私の知識だけだと信憑性に乏しいと思うので、東京マルイさんのHPから一部引用致します。
なぜ動作が悪くなるのか
対策の前に、なぜ動作が悪くなるのかを説明しておきます。
それはズバリ、マガジンが冷えるからです。
マガジンが冷えると内部に充填したガスが気化しにくくなる為圧力が低下してBB弾を発射する力やスライドをブローバックさせる力が落ちてしまうんです。
ガスガンのマガジンやグリップの中には、作動用のガスを溜めておくタンクがあります。
ガスの特性上、タンクが冷えると発射したBB弾の勢いが落ちたり、レスポンスが悪くなることがあります。このタンクの温度が常温(20℃~35℃)になっている時が、ガスガンにとってベストな状態です。
温度の目安は20℃から35℃なんですね。
これは気温のことではなく、あくまでマガジン本体の温度なので、気温が低い冬場は金属でできたマガジンなんかはそのまま保管しておくとキンキンに冷えている状態ですよね…
タンクをなるべく冷やさずに使うのが、ガスガンを楽しむコツと言えます。
- なるべく1発と1発の間をあけて発射する。
- 気温が低い時やマガジンが冷えている時は、マガジンを常温まで温めてから発射する。
次のような場合にタンクが冷えやすくなります。
- 冬など、外の気温が低い時
※室温が高くても、外の気温が低いと冷えてガス圧が下がることがあります- チャージタンクにガスを注入した時
※ガスを注入すると、液状ガスが一気に気化してタンクの熱をうばいます- 何発もたて続けに発射して、たくさんの気化ガスを急激に使った時
※タンクの気化ガスが減ると、そのぶん液状ガスの気化が進みます。(気化する時にタンクの熱をうばいます。)- 液状ガスをふき出してしまった時
※タンク内に気化ガスが無いと、液状ガスがふき出てしまいます。ふき出すと同時に急激に気化して、まわりの熱をうばってしまいます。
連射をしない
連射をすると、圧力低下によってマガジン内のガスが急激に冷えます。GLOCK18Cなどのフルオートだけの話ではなく、指切りでの連射も同様です。
そのため、なるべく1発1発の間を開けて撃った方がよいです。
まぁ、サバゲ中の状況によっては連射しないといけない場面もあるので、そのときはダメもとで連射するしかないわけですが…
使い捨てカイロを使用してマガジンを温める
ポケットの中に使い捨てカイロと一緒に入れて、常に温めておく方法です。実はこれ、東京マルイさんのHPでも対策として書かれているんです!
理想はハンドガンを使うまでマガジンを温めておきたいのですが、マガジンを差していないと急に敵が現れた時などに対応できなくなってしまいます。
そこでマガジンを2本用意して、ローテーションで温めたマガジンを差すのが良いと思います。
便利グッズを使用する
なんと、マガジンを温めておくための便利グッズが売られています。下記はライラクスさんの商品ですね。
こちらはバッテリーを繋いでマガジンを温めておくためのグッズのようです。
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こういったグッズを使用するのもありです。
ドライヤーやホットプレートなどを使用して温める肩もいらっしゃいますが、温めすぎるとマガジンが破損したり破裂する恐れがあるので、おすすめしません。市販されているグッズならメーカーさんのほうで安全なレベルの温度になるようにされているはずなので安心ですね。
という訳で、カスタムなどせずに冬場にガスガンをちょっとはマシに使う対策でした。
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